出張中は、まあ、いろいろあったわけだけれど、
カマウ以外の森林を見ることができたのが個人的には収穫。
カマウにあるメラルーカ林は単純一斉林。
天然林でもほぼメラルーカだけの純林ができあがる。
でもBinh Châuでみることができたのは雑木林というか、常緑照葉樹林。
久しぶりにみて、ああ、そういうのもあったね、と驚き。
なんでカマウにこういう林はないんだろう、と考える。
たぶん、それはカマウがとても低い場所からだ。
職場になぜか導入されたGPSで計測すると、海抜5m、となっている。
海から20kmは離れているのに、5mしかないのだ。
水面から、辛うじてに顔を出している土地であること。
この広大なデルタ地帯のほとんどは、半湿地のような場所であること。
メコン・デルタは実はまだ生まれたての、幼い土地。
土が少ないことが多様な樹木の生育を妨げる。
淡水はメラルーカ、喫水域はマングローブしかない、といっていい。
ほかの場所に行って、初めて気がつくこの場所の不思議さ。
蚊が多かろうが、文句は言えないのだ。
エンバンクメントって、よく考えると土が足りないってことだよな。
いつかきっと、土はどんどん増えていって、
いろんな木がここにも生えるようになるんだろうな。
でももちろんそれは、気が遠くなるような先の話で、
僕が見ることはない。ただ想像してみるだけ。
天然林でもほぼメラルーカだけの純林ができあがる。
でもBinh Châuでみることができたのは雑木林というか、常緑照葉樹林。
久しぶりにみて、ああ、そういうのもあったね、と驚き。
なんでカマウにこういう林はないんだろう、と考える。
たぶん、それはカマウがとても低い場所からだ。
職場になぜか導入されたGPSで計測すると、海抜5m、となっている。
海から20kmは離れているのに、5mしかないのだ。
水面から、辛うじてに顔を出している土地であること。
この広大なデルタ地帯のほとんどは、半湿地のような場所であること。
メコン・デルタは実はまだ生まれたての、幼い土地。
土が少ないことが多様な樹木の生育を妨げる。
淡水はメラルーカ、喫水域はマングローブしかない、といっていい。
ほかの場所に行って、初めて気がつくこの場所の不思議さ。
蚊が多かろうが、文句は言えないのだ。
エンバンクメントって、よく考えると土が足りないってことだよな。
いつかきっと、土はどんどん増えていって、
いろんな木がここにも生えるようになるんだろうな。
でももちろんそれは、気が遠くなるような先の話で、
僕が見ることはない。ただ想像してみるだけ。