コロナの話はしないつもりだったんだけれど、ずいぶんと長丁場になってきたし、生活の一部ということでいいのかなと思って。
僕のうんざりに付き合ってくれる人もウィルスもあんまりいないと思うんだけど。 当方、十分に田舎な場所に住まっていると思っていたのだけれども、ついに感染者の報。
こういう書き方をすると、なんだかホラー映画とかホラーゲームみたい。
どうも今年はまったく異例の年だ。早くも振り返っちゃう。一年続くとさすがにちょっとね。なんだかね。気が滅入るよね。
どう滅入るのか。僕は倦んでいる。うんざりしている。羽目を外したい。
羽目を外せないのが新しい生活様式なのかしら。
粛々と生活し、粛々と己の生を全うする。すごい。でもそれって結構たいへんよ。
ふらふらと出歩いても良い自由とか、深酒をして泥酔する自由とか、マスクをしない自由とか、適当にちゃっと手を洗ってもいい自由とか。なにこれ。怠惰な自由?僕らが失ったのは。
怠惰に過ごしてきた人間は突然、きちんとしなさいと言われるのだ。そしてその人たちは割にできてもいるのだ。
山奥の食堂のおばちゃんが手洗い指導する世界なのだ。そしてされてしまう僕なのだ。識者の人はいろいろいうけれど、この国の人は本当に真面目だと思う。
でも、この種の真面目さは続かないような気がしてます(※あくまで個人の感想です)。なんだか、もう少し考えるべきことがありそうだ。