2008年8月4日月曜日

公共ってナニ?

山古志からの雑感から妄想へ。

公共事業にはいろいろな種類がある。
誰が事業を行うのか、ということについて。
市町村や県、国とか。小さいところでは改良区なんてものある。
個人で行わない事業はすべて公共の事業なんだよね。
定義的にいって。

ところで行政用語には公共と非公共という区別がある。
どこの省庁の予算関係のページでもいいからのぞいてみるといい。
僕の知っている限りでは、
国庫補助金は公共、地方交付税交付金は非公共、という区別にみえる。
なにがちがうんだか。僕にもわからんが。
さらに、地方公共団体は公共と非公共という区別をしている場合もある。
その場合、公共事業は国の金が入っているもの。
どれだけ市民税が入っていようとも国の金が入っていないものは
非公共事業と呼ばれる。実に変な話だ。

コントロールできるものは「公共」ではない、ということなんだろうか。
だから市単独事業は「公共事業」ではないということになる。
確かに国の金が入るということは、ありがたいけれどやっかいなことだ。
市よりも事業採択の基準は厳しいし、会計検査もついてくる。

直感的にいえば、複数人が寄り添う場合はすでに公共なんだけれど、
一部では「公共」という言葉を位相におけるコントロールレベルで
振り分けているように見える。