2014年1月21日火曜日

無関心という余沢

猪瀬さんは普通の人だったんだと思います。ああいうおじさんはよくある類型に数えられるでしょ。なんだか自信満々でちょっと傲慢な感じ。小学生みたいな感想ですが。

辞任会見で「政治の素人だった」みたいなことを云ったようだけれど、それこそ残念だ。政治はプロのもの、と決めてしまえば素人たる我々の手に永遠に返ってこないことわけだし、そもそも高速道路の時も震災の時も、猪瀬さん自身が素人だったからこその立ち回りだったのでは。
むしろ、いろいろな意味でプロになったので知事を卒業します、くらいのほうがすっきりするんだけどな。




5000万円の出どころを捜すのと、東京メトロと都営地下鉄の合併だったら後者のほうが都民にははるかにメリットがある。
なぜ僕らはそこまで他者の過失に強く出てしまうんだろう。なんでゆるせないんだろうな。
そしてこの顛末。いまやマック赤坂さんとドクター中松さんだけが僕らの羅針盤。でも彼らを見るのは4年に1回くらいでいいような気もします。


こんどの選挙ではどなたが新しい知事になるのかわからないけれど、都民のみなさんは猪瀬さんよりもベターな知事を選ばなくてはいけません。当然です。首長の首を飛ばしたんだから。気合いれて投票してください。

すぐバカだのなんだのっていっちゃうんで、自分に言い聞かせることにする。
なんだか最後まで小学生みたいな文章になってしまった。