えっとですね。僕は物心ついたときからアトピー性皮膚炎で、増悪と寛解を繰り返しつつ30余年、過ごしています。もちろん大人になってからのほうが御しやすくなっています。子どもの頃の方がひどかった。掻くな、と云われてもな。痒みが身体の内側からじわりじわりと上がってくる感じ。ありゃぁ、子どもにはなかなか酷です。
いまだにひげ剃りがきらいです。剃った後は粉を吹く。カミソリで皮膚が削れている、というよりも肌がぼろぼろと崩れ落ちる、といったほうが適切な表現。
あるいは、ぎょう虫検査。おしりにぴたっとやるやつだ。現代の小学生にもまだ、ぎょう虫検査というものが存在しているのかしら。もうないのかしら。そんなことを考えていたらこんなニュース。
学校での座高測定とぎょう虫検査、来年度で廃止 01.05.2014 読売新聞
座高測定はマジいらねぇよ。誰得だよ。
そして、花粉症。なんちゃって職業林業者なんですが、最近目が痒い気がしています。これはまずい。山行ますから。不思議なことにベトナムでは一切出なかったんです。スギがないせいかもしれない。アレルゲンがないから感作を起こさない。これは筋が通っている。
しかしだね。そもそもスギは太古より日本にあったわけです。なんでここ数十年でスギ花粉症が劇的に増えているのか。戦後の行なわれた拡大造林のせいなのか。でもそれにしたってアレルゲンはずっとあったはずでしょう?
安易に悪者扱いされるのは林業者としてなんだか釈然としないわけです。
スギ林丸裸にしてお前らの花粉症治らなかったらどうしてくれるんだ、といろいろな意味で目を真っ赤にしながら小一時間ほど問い詰めたいわけです。
もしくはハウスダストがアレルゲンの喘息。現代人は掃除を怠けはじめて、ホコリまみれのお宅が増えたのか。そんなことはないでしょう。
で、だ。
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どーん。