考えすぎる。
これがエントリーが減った公式の理由としたい。
かっこいいでしょ。ものぐさとおもわれないでしょ。
書き続けるのだ。それを不惑の誓いとしよう。
たまらなく自分の書き言葉の言い回しが嫌いになったのだ。鼻につく。
そして、いつも同じようなことしか書いていないような、どこにも行けないような、
気持ちになった。
同じことばっかり書くのは、当たり前なのだ。
ベトナム生活は刺激的だった。しかしそれは今や10年も前のことになる。
人生がずっとダイハードなら、毎日新鮮な何かに出会うだろうけれど、その前に死んでしまうだろう。
先週はロシアのスパイと戦い、今週は落ちてくる隕石を壊した、みたいな。
ずいぶん疲れそうだ。
そうでなくとも疲れているのだ。鍼灸院にも通っている。
毎週世界を救っている場合ではない。
ベトナムが終わってから、何を書いたか。
自分の過去を掘り起こし始めた。
怠惰な人間とは言え、40年も生きているから。
それなりにいろいろな経験をしたし、いろいろなことを考えた。
でも結論として、それはあんまり良いことではなかった。
思い出は、僕の記憶の中から、僕の思考様式に沿ってロードされる。
記憶を語ることは、僕のクセを含んだテーマであるということだ。
悪いことではない。ただ、倦んだ。飽きた。いやんなった。
この三連符もよく使う。そんなことを言っているとなにも書けなくなる。
自分の外側の文脈で。自分ではない文体で。ものを書きたくなった。
でも結局のところ、ものが書けなかった。
気持ち悪くなって、酒に酔って眠くなって、寝る。生産的ではないトライアル。
じゃあどうするのか。処方箋はない。まったくない。
一方、「書かないこと」に対する危機感がある。
害悪だとすら感じている。なぜか。
僕が「ただのおっさん」になってしまうからだ。
「ただのおっさん」はもちろん害悪ではない。
全国数千万の「ただのおっさん」諸兄にまったく失礼な言動である。
そして、「ただのおっさん」たちはほんとうのところ、ただのおっさんではない。
お腹が出てきたり、頭髪の後退や脇汗を気にしたりしつつ、各人の美意識を持ち合わせているはずなのだ。
どこまでいっても僕はただのおっさんだ。
しかし、同時に自分の特別さをあきらめてはいけない。
そんな風に思う。そうしたときに。
僕は、僕としては、どこまでも言葉を紡いでいこう。
それくらいしかできないから。
まずは書くことだ。
それがどんなひどい文章であったとしても。
これがエントリーが減った公式の理由としたい。
かっこいいでしょ。ものぐさとおもわれないでしょ。
書き続けるのだ。それを不惑の誓いとしよう。
たまらなく自分の書き言葉の言い回しが嫌いになったのだ。鼻につく。
そして、いつも同じようなことしか書いていないような、どこにも行けないような、
気持ちになった。
同じことばっかり書くのは、当たり前なのだ。
ベトナム生活は刺激的だった。しかしそれは今や10年も前のことになる。
人生がずっとダイハードなら、毎日新鮮な何かに出会うだろうけれど、その前に死んでしまうだろう。
先週はロシアのスパイと戦い、今週は落ちてくる隕石を壊した、みたいな。
ずいぶん疲れそうだ。
そうでなくとも疲れているのだ。鍼灸院にも通っている。
毎週世界を救っている場合ではない。
ベトナムが終わってから、何を書いたか。
自分の過去を掘り起こし始めた。
怠惰な人間とは言え、40年も生きているから。
それなりにいろいろな経験をしたし、いろいろなことを考えた。
でも結論として、それはあんまり良いことではなかった。
思い出は、僕の記憶の中から、僕の思考様式に沿ってロードされる。
記憶を語ることは、僕のクセを含んだテーマであるということだ。
悪いことではない。ただ、倦んだ。飽きた。いやんなった。
この三連符もよく使う。そんなことを言っているとなにも書けなくなる。
自分の外側の文脈で。自分ではない文体で。ものを書きたくなった。
でも結局のところ、ものが書けなかった。
気持ち悪くなって、酒に酔って眠くなって、寝る。生産的ではないトライアル。
じゃあどうするのか。処方箋はない。まったくない。
一方、「書かないこと」に対する危機感がある。
害悪だとすら感じている。なぜか。
僕が「ただのおっさん」になってしまうからだ。
「ただのおっさん」はもちろん害悪ではない。
全国数千万の「ただのおっさん」諸兄にまったく失礼な言動である。
そして、「ただのおっさん」たちはほんとうのところ、ただのおっさんではない。
お腹が出てきたり、頭髪の後退や脇汗を気にしたりしつつ、各人の美意識を持ち合わせているはずなのだ。
どこまでいっても僕はただのおっさんだ。
しかし、同時に自分の特別さをあきらめてはいけない。
そんな風に思う。そうしたときに。
僕は、僕としては、どこまでも言葉を紡いでいこう。
それくらいしかできないから。
まずは書くことだ。
それがどんなひどい文章であったとしても。