2012年9月16日日曜日

音楽とマーケティング

つづき。


この国では韓流が吹き荒れている。
誰ですか。韓流なんて日本だけ、といった人は。


一時帰国したとき、横に載っていた女の子がベトナムちまきを猛然と食べながら猛然と韓流スターの雑誌を読んでいました。もちろんベトナム語の雑誌。5冊くらい持ってた。
「明星」(ってもうないの?)みたいな、ティーンエイジャー向けの雑誌ってどこにでもあるんだな、にしてもよく食べるな、という複雑な思いが交錯する帰国便だった。
だって、機内食を食べたあとですよ?



2012年9月15日土曜日

レコード屋が欲しい件

iphone5が発表されたようだが、ベトナム・カマウ省においては一年以上前から購入可能であったことを知るものは少ない。というか、これが普通だと思っていたのだ。え。iphone5なかったの?という風情だ。
そんなわけで、カマウ市の若者たちは、7割の哀れみと3割の失笑で、ようやくiphone5を手にした世界を眺めている。
まあ、こちらのiphone5は中国製なのだが。




ホーチミンの夜は長い。生演奏を売り物にするバーも数多い。
テレビでみるベトナムの音楽は社会主義的なアレを強く想起するものも多いが、こういったバーの演奏は垢抜けた音楽が多い。
垢抜けながらも、どこかトラディッショナルなベトナム音楽も想起させる。ジャズなら少しだけ甘めになったり、ロックならもう少しだけ泣かしてみたり。
この人のレコードを一枚買って帰ってきた。10万ドンくらい。
そういえばこういうふうにレコードを買うのって久しぶりだ。

この国、レコードショップと呼べるお店はほとんどない。正規版を売っているお店という意味で。国内の歌手はともかく。海外の音楽については堂々と海賊版商品を購入することができる。iphone5的アレ。調子に乗って購入すると、帰国時に没収されるらしい。
音楽は街中に溢れている。急性難聴になるんじゃないか、という音量で。


僕としてはタワレコでもHMVでも一件くらいあるとうれしいな、というところだ。


2012年9月9日日曜日

Kansasとベトナム

まさかの松本公演があったんだ。そして見てきた。


なんとも香ばしい。