2012年12月20日木曜日

書評なんぞを。「森の「恵み」は幻想か」

「人の声を聞く学問」が「人文学」で、「水の声を聞く学問」が「水文学」です。


と、講義開始一発目に教授会心のドヤ顔を見せつけられた記憶。森林水文学の授業だ。「みずぶんがく」ってなんぞ?という腐れ学生だった。あ、正しくは「すいもんがく」といいます。
この伝で行くと「天文学」は「天の声を聞く」ということになってしまい、ロマンチックというよりもはやそれはシャーマンです。


ということで。
森の「恵み」は幻想か: 科学者が考える森と人の関係 (DOJIN選書)
蔵治 光一郎
化学同人
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