2015年3月26日木曜日

口上がうざいと思ってしまう僕はまだ初心者だ

新潟県の林業、さらには佐渡の林業の益々のご発展を祈念いたしまして、とか。
訳知り顔で頷きますけど、意味がわからんよね。他に言うべき言葉が思いつくわけではないし、こういう定型文ってラクだ。そういう話はあるけれど。
叶わぬと知って、何を願うか、という根本的な問題。
どうせ誰も本気になんぞしてないでしょ。新春を祝いでいるなんとか物産さんだって、えいぎょーでCM入れてるだけだろう。


2015年3月23日月曜日

Tim ChristensenさんとMads Rangerさんの副作用で脳内モルヒネががががが

すっかり宅録オタク活動が堂に入ってきたTim Christensenさん。


Dizzy Mizz Lizzyとして久しぶりに新曲が出て、脱自宅警備員というところ。
1stって94年だからおれ15歳じゃん?しょうがないじゃん、グランジっ子なんだから。

今回ご紹介するのは、っていうと日本通販みたいですけれど、日本通販は潰れるので僕が守り・伝えていこうと決めた。通販業界に転職しよう。たぶん明日には忘れている。
ええ。ご紹介するのは自宅警備の役職から離れ、Mads Langerさんと組んだシングル。

Mads Langer and Tim Christensen : Side Effects

デンマーク語は読めないんだけど、デンマーク版のwikiによるとたぶん僕のおたんじょーびの昨年の7月17日に彼の国でリリースされたよう。レコードは5曲入り。「副作用」っていうのがいい。たしかにこのレコードには、素敵な副作用があるんだよ。
国内では販売されていないような気がする。でもがんばれば国内からでも買えます。

1デンマーク・クローネはおいくら万円なのだか、よく知らない。

2015年3月21日土曜日

時間はかかるのだけれど、

年度末に向け、業務終了に向け、ばたばた。

なんだか最後になって、思いついたようにひとつ仕事をつくって、たぶん途中で放り出すのだ。大変もうしわけございません。ああこれは、前の異動と同じ感じがする。

当時。あそこに道をつけたいね、なんて話があって、なんだか集落の人にも話にいって。集落の人も、悪くねぇなと。でも、投げた。時間切れ。もう少し早くやればよかったんだ。
そして先日、回ってきた路網整備検討会の資料に、この案件が乗っかっていた。あ、この地形・この地名、見覚えがある、と。


7年経過して、この場所は今もたぶん林道は通っていない。計画を実行に移すってすごく大変なこと。無数の計画が浮かんでは、消えて。
しかしあいつはいまだに、誰かの頭の片隅に残っていたらしい。
多くは望んでなくて、ただ忘れられていないことのありがたさ。

バタついた中、少しばかりひっそりと感じ入るものがあった一コマ。





2015年3月9日月曜日

価格プレミアムを片手に、佐渡のコメを眺める

続きなのだ。
根拠付けからの快刀乱麻『生物多様性の経済学』

想像していただきたい。
ここにいかの塩辛がある。とろーりとして、実にうまそうだ。一切れ口に運ぶ。先ずはぴりりとした塩味が舌を刺激し、ついで、ほのかな甘味が口の中に立ちこめる。そこで白米ですよ。はふっと掻きこむわけですね。絶妙のハーモニーが口の中に広がるんですよ、お客さん。
なんでしょう。書いているだけで幸せになります。晩飯食ったばっかなんですけどね。

こしひかり国に陣借りし、はや幾星霜。やっぱコメです。ベトナム社会主義共和国において、ごはん党日本支部青年部長を僭称・歴任してきた私としましては、ごはんに関しては、やはり一家言あるわけですよ。
めしにかかる偏執的愛情(追記あり)

2015年3月7日土曜日

根拠付けからの快刀乱麻『生物多様性保全の経済学』

やー。ね。キライなんですよ、生物多様性。
考えてみて、やっぱりそれには乗れないと言ってみる


だから勉強しようと思って。キライなんだけど読後感としてはかなりポジティブ。

生物多様性保全の経済学
生物多様性保全の経済学
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大沼 あゆみ
有斐閣
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恐ろしいね。2,700円もしたんだね。勢いって大事だね。

「経済学」の名前を冠しているだけあって、本書の内容は必ずしも平易とはいえないし、どちらかというとテクニカルな話が多い。
しかしそれはある意味で当然なのだ。この本の焦点は生物多様性ではなくて、経済学を用いて生物多様性保全のための手法を検討するものだから。
なによりも理系というか、生物学的な話にそれほど詳しくない人(たぶん著者の大沼さんはそうなんだと思う)が生物多様性について知る手立てとして、特に序盤の書かれ方は丁寧で好感が持てました。
たとえば、大学のぱんきょーとかで使う教科書的な位置づけとしても有用な本なのでは。