今は平時ではないだろう、と怒られたら、申し訳ない、と返すしかない。
先日、野球を見に行ったんですけれど、やっぱいいですね。野球。トラは元気ないし、東京に寄りつかないのでライオンを見に行きました。ネコ科で応援してます。
のんびりと打球の行方を追いながら、ビールを飲む、というのは平和な楽しみです。
ふわりん、と宙を舞い、すっとスタンドに落下するおかわり君の一発。恵まれた体躯から鋭いスイングで放たれる、糸井さんの1、2塁間を破るボテボテのタイムリー。
…相手チームながら、少し不安になった。大丈夫か、糸井。
だいぶ遠いところまで来たもんだ。そんな感慨を覚えました。
こちらもずっと気になっていた書籍で、ようやく読了。
菊池 誠 小峰 公子
筑摩書房
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キクマコ先生こと菊池誠さんとミュージシャンの小峰公子さんによる対談。
ひとつエピソードを。
当時、知り合いの妊婦さんとお話をしたことを思い出します。妻でも内縁の妻でもありません。
お産の時期も近くて、放射能が心配ですよね、と。彼女はお産に際して、ご実家に帰る予定で、でも原発からの距離は少し近くなる(といっても600kmが540kmになる程度なんだけれど)と。いいのかな、と。
その時は原子炉の状況なんてまだ不明で、仮に十分な知識があったとしても、まともな判断なんて下せなかったでしょう。
しかしまぁ、さっぱりわかんねぇな、という印象が非常に強く残っているのです。