最初に長岡に住んで、東京に帰って、
今度は松本に住んで、伊那にすんで、また帰って
今度は糸魚川にいって、そして佐渡にいる。んだな。
ぼくはずいぶんたくさん引っ越しをしている。
どれくらいだろう、細かいのを合わせると7、8回。
子どものことの引っ越しは子どもなりに大変だった気がするけれど
大人になってからの引っ越しもずいぶん大変だ。
いろいろな手続きを自分でしなくちゃいけないし、仕事はあるし。
あと、年度初めに引っ越しはあるから、前の部屋も新しい部屋も寒い。
これが一番印象あるな。引っ越しは寒い、と。
大人になってから思うことは、関係性の再構築、ということ。
住む場所の、仕事も、食べ物も、いちから作り直す感じ。
ぼくは引っ越すときはほどんど地方なので、いろいろ風土の違いを
感じているような気がする。
「上京」する感じとはきっと違うのじゃないかな。
佐渡の印象は花がすきなひとが多いのだろう、ということ。
もう夏になっちゃったけれど、春先は実に花がたくさん咲いていた。
この島にはお地蔵さんがたくさんある。
島沿いの道を走っていると岬ごとにお地蔵さんがあるようだ。
たくさんあるお地蔵さんには必ず花が供えられている。
ずいぶんまめな人たちだ、と思うけれどその心根は好ましく感じる。
あとはお祭りが好きですね。
5月なんかほとんど毎週のようにどこかの集落でお祭りがあった。
夏といえば夏祭り。実は今日もお祭りです。
鉱山祭り。なんというネーミング。
ぼくの住んでいる相川には佐渡金山があるのですよ。
それほど、ご近所さんと仲良くなっているわけではないんだけど、
お祭りはなんだかうきうきするしね。これからちょっと顔だしてみよう。