暑さ、湿度、熱気、臭気。毎日が縁日のような感じ。
湖や川はよどみ、絶え間ないクラクション、スゴイ数のバイクと排気ガス。
不思議と多い緑とのコントラストが妙に鮮やかだ。
木々の緑はきっとは街を覆い尽くそうと企んでいる。
放っておいたらアンコールワットみたいになるかもしれないけれど、
残念ながら、ここにいる人の営為はそれを許さない。
活発すぎる人々が緑とせめぎ合っている。
それが不思議なバランスで並び立っている。
息苦しいくらい、この場所はたくさんの「生きもの」がいる。
この息苦しさが、僕が「違う場所」にいることを教えてくれる。
そしてそれは、全然悪い気分じゃないんだ。