2014年6月22日日曜日

一年生になりました。

技術士の試驗を申し込んだんだった。
このところばたばたとしてすっかり失念していて、日程を確認して、なんだFUJIROCKの翌週じゃねぇか、と気がつく。ずきゅーん。オレはいつ追い込みかけるの。
ええ、他の受験予定の方はきっと技術者として立派な人ばかりと思います。バカヤロウはどう考えても僕です。
過去問を開いて、やや絶望的な気持ちになり、うんざりして冷蔵庫からチューハイを取り出す。そんな日曜の昼下がり。なにこの自堕落っぷり。うーん18禁だわ。




そうなんです。昨年の6月19日に帰国したんでした。ちょっと過ぎてしまった。
なんだか感慨もなく仕事に振り回されていて、少しは振り返ってやる必要があるだろう。そうだろうそうだろう。この一年はどうだったか。まあまあ楽しくやれた。でもな。
そんなことをぐるぐると考えていた一年であったように思う。

Facebookで同期や友人をはじめとしたみなさまが、それぞれの課題に向かっているのを見るのはとても楽しい。国内外を問わず、それぞれのフィールドで頑張っている。8割勇気をもらって、2割やっかみながら眺めてます。
あの2年はなんだか夢みたいだった。そう思うんです。
みなさまに楽しいことがたくさんありますように。ケガとか事故とか、ありませんように。
ああ、もちろんこのエントリーをご覧頂いた、あなたにも。


そう。みなさまの活躍は、のぼのぼと過ごしたこの一年の来し方に切っ先鋭い短刀を突きつけるものでもありました。ちくちくと。ああ痛い痛い。さてさて。

2年半のブランクは、欠落を埋め合わせる意思はある。僕はきっと馬車馬のように働こう。それが僕なりのけじめのつけかたであり、エゴだ。
まるで今の仕事が楽しくないようだけれど、時にはそんなこともあるけれど、そんなことだけではない。
ちゃんとお金の計算ができること。不意の事態に動揺せずに対応できること。物事になるべく誠実に対処すること。いずれも僕に欠けているところで、これから磨かなくてはいけない。


あるいは、ちょっとずつできつつある、手がけている道。黒々としたアスファルトが敷かれつつあります。舗装という仕事は初めてなんだけれど、ちょっとした感動。素直にかっこいい、と思った。

これは間違いなく、林道ですわ。

そして初めてのダムを作ったときを思い出したりしました。
写メで当時の彼女に送ったらホメてくれましたけど、よく考えるとアレです。世の女性はそれほど土木構造物に関心があるとは思えません。なんて奇特な方なのでしょう。

たくさんこの道が使われて、どんどん汚れていけばいいな。そう思います。
まだお金の計算が合ってないんですけど、なんとか頑張りたい。


一年を過ぎた、現在の僕の到達点はこんなところ。相変わらず島にいて、今は道を作ってます。汲々としながら。これが今の仕事。それからはそれから。そう思う。

とりあえず今週も元気に過ごしました。また月曜から頑張ります。