2011年11月7日月曜日

メラルーカを植える。





”Trồng rừng”は意味で言えば、「林を植える」ことで、つまり植林。
正しく言うならば、林を植えるのでなくて、木を植えるのだろう。
 英語ならAfforestationは「森林にする」程度の意味だし、
単純にplanting treesということも多い、かどうかは知らないけれど、
まあ、論文とかでよく見た言い回しだ。
林を植えるという、なんだか変な言葉が日本でもベトナムでもある。




というわけで、メラルーカを植えた。
これがもう本当にキツくて、翌日から腰痛に悩まされることに。

メラルーカの植え方は単純。穴を突き立てて、そこに苗木を植える。以上。





















苗木の本数は20,000本/ha。日本の通常の造林の6倍〜8倍の本数を植えこむ。
正方植えをしていて、70cmの正方形の頂点に植え込んでいくような感じ。

一日でやんのこれ?と愕然。全部で13haあるそう。






苗木は苗令3ヶ月程度の取り木苗。
フミ、ほれ、これが苗だ、と見せてくるのは
海坊主、もとい、水路坊主のKhỏi兄さん。
事前に船でポイポイと束が投げてあって、それを持ってきて植える。
日本のように苗を背負って山に上がらなくてもいいから、それは楽だ。

かなり細いけれど、ちゃんと活着するそう。
根っこ曲がってたら折ってもいいよ、って。ほんとかよ。

日本で植栽をしたときは、樹木の吸水が終わる10月くらいから
吸水がはじまる3月くらいまで、となっていた(降雪期は避ける)と思う。
こちらの植栽は雨期中に行う。
苗木がバンバン水を吸い上げるときに植えてしまう。

熱帯の植栽はいつのタイミングが適切なんだろう、と少し考えみた。
結局ここでは成長停止期なんてないのだ。だからどんどん大きくなるわけで。
そんなことを考えると、やっぱりよくわからなくなって、やめてしまった。




問題なのが、足場の悪さ。エンバンクメント工事がすでに終わっている場所なんだけど、水路の泥を掻き上げただけだから、当然沈下する。
何気なくエンバンクメント工事を見ていたときは考えもしなかった。


田植えの要領で苗木を植えていく状態。埋まるし転ぶし。


日本の植栽は寒いくらいの時期にやるからこんな暑いなんて、考えたことなかった。植栽地って、日陰ないんだ。当たり前だ。

持ってきた水はあっという間に尽き、ドコのものとも知らない、イケナイお水を飲み干す。
外国人としては危険だが、背に腹は代えられない。また、外国人としてはヒルも細菌感染も破傷風も住血吸虫も怖いところなので、長袖長ズボン。

ここの人はとんでもなくタフ。尽きることなくだらだら喋りながら、さっさか植えていく。感服。

ワイシャツで現場に現れるのだけは理解できない。ベトナム人のワイシャツ好き。







いい経験になったけれど、なにしろぐったり。
明日も植える?と聞かれて、日曜は休む日だよ、と力なく返す。
みんなが笑う。
船に揺られて帰って行きました。