カマウの森林植生の代表選手はマングローブとメラルーカ。
みんな大好きマングローブ。
カマウの南端、カマウ岬にマングローブ林の視察に行く。
カマウしから船で2時間。森林植生がメラルーカから
少しずつマングローブへ。
運河とメコン川の両端がマングローブ林で埋め尽くされると
そこが海になる。
ここにあるのは基本的に二種類のマングローブとのこと。
ほとんどマングローブを見たことがなかったので、
意外に樹高が高いことに驚く。
潮の干満でここは海になったり、陸になったりするので
やっぱりここも植生そのものはシンプルだ。
船で入江に出る。こういうとき船は便利だ。マングローブの若木。
入っちゃダメ、という看板がついていた。
いちおう管理をしている、ということだろう。
それから伐採の現場を見学。マングローブの主要な利用先は木炭。
この近辺で炭焼きをしたり、カントーまで持って行って焼くらしい。
受け口と追い口を切りましょう、とかヘルメットかぶんないの、
とかせめて手袋くらいしたら、とか突っ込みどころは多々。
僕の知っている労働安全規則は日本製だしな。
聞けば伐採後は1年以内に再植林されるとのこと。
マングローブの植林はどうやってするの?と聞けば
種を落とすだけ、とのこと。簡単ですね。
ここにはたくさんの外国の援助が入っているらしい。
クリーンなイメージのマングローブ。
でも、植栽ー伐採のシステムは思った以上にスムースだ。
カマウ岬で働くのもいいな。でも街まで2時間だからな。
きっと悟りとか開けちゃうな。
とりあえず、僕の主戦場はウミンハなのだった。