2011年8月7日日曜日

Viện Nghiên cứu Cây ăn quả miền Nam

























上は thang luong:ドラゴンフルーツの花と果実。こうやって生るんだね。
下はXoài:マンゴー、 dừa:ココナッツの苗木。あたりまえだけどちゃんと実からでるんだね。



南部果樹研究院、とでもいうべきか。
英語ではSouthern horticultural resarch institute(SOFRI)とある。

 câyは木とか、長いものつける類別詞。くだものはăn quả。
「食べる果実」。わかりいいではないか。
でも南部では thái câyという。こういうのが多すぎる。

JICAの事業。日本人専門家が常駐しており、説明していただいた。
キングマンダリン:cam sànhの普及事業が行われていた。
キングマンダリンで高値で取引され、商品価値が高い。
しかし、メコン・デルタ一帯は果樹の病気があり、
感染すると果樹が枯れてしまう。
栽培法を工夫して農家の収益を拡大しようというのが、事業内容。なるほど。



その後、防疫研究室へ。
「日本では林業で農薬使うの?」
「あんまり使わない。病気になったら伐って捨てちゃうから」
「そうか。ベトナムも林業ではあんまり使わないな」

さしあたり、僕らに共通の話題がないことを確認したあと、
何やってるのかを見せてくれる。
葉につくダニや菌や虫、いろいろな果樹の病気の研究が行われていた。
そのあと、上の圃場を見せてもらって。これがあれで、と教えてくれる。
僕の周りにいるベトナム人は総じて親切だ。
30分もすると、フミ、アレ見て、となる。
ホウホウ、と応じているうちに時間切れ。

正直くだものにあんまり興味ないんだけど、果樹の栽培には興味がある。
市場にならんでるくだものはこういう風にできるんだ、
と関心しきりの一日。ここ場所ならではの事柄だ。
ま、基本的に座学が嫌いな性分でもある。