2023年12月1日金曜日

自分で作ったお米のはなし



ご飯がすきだ。もう何度となく繰り返した。

米好きは遺伝するのだろうか。今年に入って米の消費量は4人家族で週5キロに達した。

育ち盛りがいるからな、とも思ったがちょっと計算してみた。僕が一日2合くらい食べてるとして、300グラム。週2.1キロ。僕の寄与率は4割(ひかえめにみて)。

人のせいにしてはいけない。米を食べているのは僕である。

反省はしているけれど後悔はしていない。でも今後、5歳児と2歳児が本格化すると末恐ろしい。家中で米騒動が起こるかもしれない。


ひょんなことから、米好きがお米を作ることになった。

無農薬だからどうだ、とか、天日干しだからどうだ、っていうのは特にない。でもそういうふうに書くとなにやら、霊験あらたかなお米のように感じるよね。

お米が好きですが、お米評論家ではないので、こだわりとかは特にない。

副食物を添えてごはんを口に放り込む。咀嚼もそこそこに喉を通り、お腹に収まる。食べるに従い、だんだんお腹が温かくなる。最後にお茶がお水をぐっと飲む。

以上、米飯食における幸福のイメージ。米はのどごしです。妻はよく噛めといいます。

おいしいごはんを少しだけ、という人もいるだろうし、そういう人はそれこそお米のひとつぶひとつぶのうまみが大事なんだろう。僕の場合は、ごはんのうまさは、量とも関わる気がする。70代になっても同じスタイルが貫けるかどうかわからない。


うちの米がうまいかどうか。うまいっすよ、主観的に。でも客観的にどうなのか。

見てくれは悪い。黒い米が混ざっているし、全体的に小粒な気がする。あんまりいい評価はいただけまい。

でも、炊いてしまえばどうってことないよね。主観的おいしさは4倍増で、それこそおいしくいただいた。作ってくれた農家にももちろん感謝した。


一つ思ったのは、小粒の米ってけっこううまいな、ということ。うちの米、食べた感じ小さい。でもつぶつぶとした食感もいいし、一粒ごとのお米の味を感じる。小さくてもこしひかりのしっかりとしたもちもち感もある。これはこれでいいのではないか。

お米の新品種は粒が大きいと聞きます。新之助くらいしか食べたことないけど、確かに大きく感じた。大きい方が甘みがあるっていうのはそうかもしれない。一粒あたりのでんぷんがきっと多いのだろう。そしてたぶん単収だっていいはずだ。稲一株からとれる米粒の数は概ね決まっている。だから、大粒の米を作った方が農家にもきっと優しい。

小さい米はなんか損だって話だけれども、小さい米にだっていいところはありそうな気がする。



2023年9月20日水曜日

書評:物語は世界を滅ぼさないんじゃないかしら

すっかり農家なので、野菜を家に持って帰る。

ただいま、と玄関をあけると、おみやげは?と子どもが出てくる。

なすやらピーマンやらが入ったタライを渡すと、喜々として母親に持っていく。手ぶらで帰ると、ぷいっといなくなる。なんだか、そこはかとなく、幸せな感じがする。


これが物語であるとしたら、ずいぶんとなだらかなもので、いくぶん退屈かもしれない。

もちろん、日々いろいろあるんですが。


2023年7月26日水曜日

QGISを使って森林GISを構築する 1/n

すっかり農家ですが元々林業です。チェンソーはよく扱えませんが。

山の管理人のことを「山守(やまもり)」といったりしますが、この多摩のあたりでは「山庄屋(やましょうや)」というそうです。

ええ。この際、畑仕事なんぞかなぐり捨てて僕も山庄屋たらん、と宣えばきっと、ビジネスパートナーの畑庄屋に鍬を持って追いかけられてしまいます。

いつかなりたい山庄屋。ということでサイドプロジェクト的に森林GISをしこしこ構築していきたいと思います。

2023年7月24日月曜日

ハーモニーが好きなんです。

コードの原理はわかっている。でも、どうしてこう、素敵な感じがするのかわからない。分析的な言葉を書き連ねても、そこには到達しないのではないか。

だから、どうもなんだか、素敵だな、と思うしかない。

ケミストリーですよね。ケミストリー。

2023年7月16日日曜日

お腹いっぱいごはんをたべたい

食べてます。ハンストもしてないし監禁もされていません。
なんでしょうね、基本的欲求でしょうかね。だってみんなお米好きでしょ。
米が好き、と10年くらいにも言った。まだ飽きてもいない。

めしにかかる偏執的愛情(追記あり)

10年前よりも家族が増え、米の消費量は月20キロレベルに近づきつつある。子どもたちが本格化したら更なる増加が見込まれる。末恐ろしい。世の米離れとはなんぞや?

2023年7月2日日曜日

これで、お別れなのかしら:KingsX"The Three Side of One"

歌えるに決まっている。ポール・マッカートニーをみてみろ、80オーバーだぞ。


2023年5月7日日曜日

細部が体を成す、のかしら

自分の書くことが嫌いになったことを思い出した。

以前も書いた。でもまた書いちゃう。

2023年4月15日土曜日

名代として

代打です。

ブラックタイを締めて電車に乗る。毎日来ていたスーツを着るのも二週間ぶり。
13回忌っていうのは追善供養でもたぶん最後の方だったと思う。

祖母の葬儀は、春の冷たい雨の日だった。
ベトナムに渡る直前。大阪から舞い戻った。
その後2年日本に帰らなかった(本当は少しだけ帰ったんだけど)。
タイミングとしては、たぶんそこしかなかった。

2023年4月7日金曜日

生活を変えた

31日に終わった。
それから一週間。先週のことは、別の世界の別の出来事ように思える。
一般的転職者は誰もが感じることなのかもしれないけれど、固有の経験ですからね。

2023年3月21日火曜日

生活を変える(10年ぶりX回目)

 エントリーが久しぶり。まだブログが消えていなかった。


仕事を変えることにした。あと十日ばかりで。からっぽになった元・我が家で、独り佇む。

あ、林業はまだやるつもりです。

感慨というほどのことは、今のところない。今の仕事をきちんと終わらせることと、新しい仕事がモノにできるか。これがもっぱらの関心事。


ちゃんとみなさまに、さようなら、をいえるだろうか。

ちゃんとみなさまに、はじめまして、をいえるだろうか。