2008年5月25日日曜日

mayday paradeとnelson

11.10.2007

エモの行き着く先は偉大なるアメリカンロックだったりする。
maydayparadeを聞いてなんだか安心感を感じてしまった僕は
なんかnelsonみたいだと思い当たった。

僕の洋楽初の衝撃はまさにnelsonといっても過言ではない。

あれは雪深い長岡に住んでいたころ。小6くらいだったかな。
ねえちゃんがホームステイから帰ってきてカセットテープを持ち帰った。
そこにはマドンナやらホイットニーヒューストンやらニューキッズやら
マイケルジャクソンやら年頃の女の子が聞くような曲がいろいろ入っていてた。
だだっとアーティストを並べると時代を感じますね。
その中にnelsonのlove and affectionが入っていたんだ。

何にやられたか。メロディにもやられたと思うし分厚いハーモニーにやられたとも思う。
後になってオーヴァーダヴィング全盛の時代だったと知るんだけれど。
でもなにしろ広がりというか開放感というか、そんなものに衝撃をうけだんだと思うな。
井の中の蛙というか管見の外の世界というか。
その小学生はlove and affectionという一曲を通じて
その向こう側にある(と思われた)解放区/フロンティアを見たのではないか
と今では思っています。限定された世界に住んでいたから。
でも未だに持ってるし、久しぶりに聞いたら相変わらず好きだった。
これってちょっとスゴイことだなと思う。