2013年5月31日金曜日

2013年5月25日土曜日

Google earthとGPSでウミンの森林をめぐる

離日前、唯一の好プレー。カメラの購入。こいつ、なにしろ頑丈でウォータプルーフ。海水にもウミンの強酸水にも負けずに2年間頑張って働いてくれた。そしてこいつのもう一つの特徴はGPSが入っていること。今では特に珍しくもないのかな。ログを取れる。
ハンディGPSなんて買うお金ないからね。十徳ナイフみたいな扱いです。精度もそんなに高くないし。

林学にはリモートセンシングという分野がある。遠くから判断する。一般的に林は広すぎるしでかすぎるので、わかりづらいし歩くとつかれるし時間もかかる。だからなるべくオフィスで座ってラクしようぜ、というのがこの分野のもっとも的確かつ不純な説明となりましょう。
可視光線から赤外線まで、様々なツールを駆使して樹種や樹高まで写真で判断してしまおうという、ものぐさこの上ない技術分野です。僕こういうの大好きです。

2013年5月21日火曜日

メラルーカを間伐してみる⑥(最終回。ウミンモデルの作成、展望も少し)

14/10/2013 追記:
間伐試驗はいろいろ長くなったのでアーカイブできるようにしました。かぶってますがすみません。

①課題の整理 
②設計
③実施
④結果
⑤損益計算
⑥今後の展望とか   ←イマココ



感動の最終回である。大団円である。一人っきりのな。これまでの経緯は下記。

①課題整理
②設計
③実施   
④結果 
⑤損益計算 



写真はメラルーカ植栽地の樹高測定風景。
ワーカーさんに写真とって、というとこうなる。先っちょ抑えるから待って、といっても待ってくれません。僕が撮って!って言う前に撮り終わったわー、って言われます。


一連の間伐試験を基に「ウミンモデル」を作成。そして今後の展望も。

2013年5月20日月曜日

黒っぽい歌声のあれこれ

オマエどうせメタルかロックしか聴かへんのやろ?という謂れの無い蔑視に抗うべく、最近耳を惹いた女性ボーカルをご紹介。


まずはLianne La Havas。僕のブログの題字に拝借させて頂いたAqualung先生がピアノでツアーに参加しただとか。あら、違ったかな。僕はなんで知ったんだろう。
どっちにしてもAqualungさんはまず自分のレコードを作るべきだ。

 
か、かわいい。そしてライブ楽しそう。

2013年5月19日日曜日

メラルーカの間伐をしてみる⑤(で、もうかるの?)

14/10/2013 追記:
間伐試驗はいろいろ長くなったのでアーカイブできるようにしました。

①課題の整理 
②設計
③実施
④結果
⑤損益計算  ←イマココ
⑥今後の展望とか


 
我が社の駐輪場兼集会場兼酒盛り場の屋根の吹き替え。メラルーカはこんな風に使われます。メラルーカ材はこんな風にぐねぐねしてます。そもそもまっすぐな木材ってない。うまいこと使う。
だからなんだっていうのよ、ずっとそうやってやってきたじゃない。

①課題整理
②設計
③実施   
④結果  につづきまして、損益計算。
最終回かと思われたのですが、やっぱり長くなったのでもう一回。

そして、データを洗いなおしていたら凡ミスを発見しました。いい意味で。ほんと凡ミス。ちょっと安心した。つーかオレの嘆きを返せ。いや、申しわけござらん。

算数嫌いな僕にこういう仕事をさせてはいけない。そもそも本来こういう煩雑な業務は敏腕秘書がやるべきであり、僕は一貫して敏腕秘書に対し白目を剥きヨダレと訓戒を垂れ流しつつハンコを押す、という役回りを切に希望している。この際コピーロボットでも可。
さしあたり敏腕秘書を欠いた状況なので自分で修正。よかったら修正した④結果を見てやって下さい。

2013年5月16日木曜日

彼女たちは踊り続ける 〜サパ〜


サパは首都ハノイから汽車で8時間、ラオカイ駅から車で1時間。カマウから直線で1,500km。ルート検索の大家、googleさんによると2,037km、徒歩415時間だそうだ。僕はカンボジアとタイとラオをぶちぬいて歩くらしい。「注意-このルートには歩道のない道が含まれている可能性があります」…歩道のない道、とな。
いや、コンピュータというやつはまったく愚直でかわいいやつですねいい加減にしろ。

標高1,600mの街。山の中だ。冬に雪が降るわりとベトナムで珍しい地方。それでもバカンス大好きフランス人がこの場所を発見した、という。

2013年5月12日日曜日

2013年5月9日木曜日

インドシナ半島をめぐる地政学的妄想。

サパいってきた。たぶん最後の旅行。

サパは中越国境のラオカイ省にある。地球の歩き方に駅から3キロで国境、とあったので記念に行ってきた。ゲートの向こうに橋があって、その向こうは中国。ほほう、と見ただけ。
僕は南の端に住んでいるので、北部の地理はよく知らない。行ってきてなんだけど、どのへんよ、というところでgoogle mapさんを召喚。こういうのは行く前にしたほうがいいよね。
知ってる。そんなこと。

2013年5月7日火曜日

考えてみて、やっぱりそれには乗れないと言ってみる

一応、補足というかなんというか。
ビズップヌイバのエントリーの続きですよこれはまさに。誰がなんと言おうと、だ。

あんまり生態学とか生物多様性の議論って好きじゃない。学生の頃からそうだった。生態学ってかっこいいな、って高校生のころは思ってたのにな。なんでだろう。オオクボ先生お元気ですか僕は元気です。今回はそのことについて少し考えてみる。

今回使用するテキストはWWFさんの「生物多様性の重要性」
ふむ。金かかっとるな。このページ。さすがは天下のダブダブはんやで。

2013年5月6日月曜日

多様性/固有性 〜ビズップヌイバ国立公園〜

「ブオン・コクヤー・ビユップ・ヌイ・バーにいってくるわ」
「おー、ブオン・コクザー・ビズップ・ヌイ・バ―ね」
同僚との会話。表記はVươn Quốc Gia Bidup Núi Bà。読み方だけが違う。メコン・デルタ訛りで云ったのにハノイ方言で返された、33歳の雨季、のはじまり。

メコン・デルタでは"g"と"d"と"v"が"y"に近い発音になります。 たまに"r"も "y"。"y"はもちろん"y"。やゆよ、多すぎ。南部はにゃーにゃーベトナム語。

2013年5月4日土曜日

ベトナム語と漢字文化、視線のはなし

先日、内田せんせがこんなことをつぶやいておられ、遅ればせながら脊髄反射。
遅せぇ。

せんせは英語が現代における支配言語である事実を踏まえ、大企業がエイゴエイゴしている昨今の状況に疑問を投げかけておられます。このツイートだけみると何が何だかわからないけれど、せんせのご意見には賛成です。
僕にとって日本語はとても心地いいし、日本語を離陸してしまったコスモポリタン日本人やコスモポリタン日系会社は、一体どこに向かうつもりなんだろう、という素朴に思ったりもします。
が、本論とは何の関係もございません。せんせのご主張につきましてはツイートをご覧下さい。